首都直下地震に備えた訓練が東京・板橋区で行われ住民が避難所の設営や運営の手順などを確認した。訓練には住民らおよそ130人が参加した。会場の桜川中学校では避難所となる体育館に2平方メートル四方を段ボールの仕切りで区切ってプライバシーを確保し床にエアマットを敷き詰めた。また、敷地内のマンホールに簡易式のトイレを設置する訓練のほか。避難所に設けられた専用のスペースに飼い犬をリードでつないで預ける訓練も行われた。災害関連死などの対策として東京都は避難所の衛生や生活環境についての新たな基準作りを進めていてきょうの訓練も踏まえ課題を検討することにしている。