国会内からの中継。自民党派閥の裏金事件に端を発した政治資金規正法の改正案は与野党の攻防の末、現在、参院本会議場で最後の討論が続いており間もなく可決される。規正法の改正を巡り自民党は公明党の主張を入れてパーティー券購入者の公開基準額を5万円超に引き下げ、日本維新の会の主張を入れて政策活動費の領収書などの10年後の公開を盛り込んだ。しかし、衆議院で賛成した維新は自民党の旧文通費の対応に反発して反対に転じ、昨日は岸田総理に対する問責決議案、今日は浅尾参院議運委員長の解任決議案を提出した。しかしいずれも採決されることはなく自民案はこの後与党などの賛成多数で可決される見通し。一方、午後3時からは3年ぶりの党首討論が行われる。立憲民主党は党首討論を受けて内閣不信任案の提出を検討しており、23日の会期末に向け与野党の攻防が続く。