衆議院選挙の公示を3日後に控え、各党の党首らは各地で街頭演説を行うなど、事実上の選挙戦が本格化している。自民党総裁の石破総理大臣は記者会見で「今回の解散は日本創生解散」などと述べた。公明党の石井代表は駅の前で声かけを行った。立憲民主党・野田代表は街頭演説で「政権交代で格差をなくしていきましょう」などと述べた。日本維新の会の馬場代表は街頭演説で「今政府自民党がやっているどんどん負担を増やしていく増税をしていく、そういう道を受け入れるのか、行財政改革、議員の定数を減らし報酬をカットする新たな財源を生み出していくのかそれをご判断いただく」、共産党・小池書記局長は「地球の未来のためにも共産党を伸ばしていただきたい」と述べた。国民民主党の玉木代表は記者会見で「裏金議員がたくさんいる自民党に国民の皆さんの税金をどう使うかの権限を再び与えていいのか」などと述べた。れいわ新選組の山本代表はNHKの取材に対して「日本国内で作られた製品を日本政府が買い上げていくバイジャパニーズ計画、私たちの政策」などと述べた。社民党の福島党首は「介護保険の立て直しをやる」、参政党・神谷代表は「まず減税」などと述べた。きょうは衆議院解散後、初めての党首どうしの論戦の場となる日本記者クラブ主催の党首討論会が行われる。一方、自民党はきのう収支報告書に不記載があり比例代表単独で立候補を目指していた3人が辞退したと発表し、不記載があった全議員などへの対応にめどが立った形となった。