能登半島地震からきょうで3か月。各地で犠牲者を悼む姿が見られた。珠洲市で暮らしていた父親を地震で亡くした男性は「時間は進んでいるが被災した現状は何も進んでいない」と話した。被災した人たちに希望を届けたいと写真館の坂さんは早咲きの桜を写真に収めた。
能登半島地震から3か月、今も約8000人が避難所に身を寄せていて、被災した地域では様々な事情からふるさとを離れる人が増えている。大きな被害を受けた奥能登地域から2月に転出した人は488人で去年同月比の2.8倍になった。ふるさとで安心して暮らせる住まいを確保したいとする人が一方、子どもの学習環境を考えて当面はふるさとを離れる決断をした家族もいる。転出が増えていることについて石川県の馳知事は「深刻に考えている」としている。
能登半島地震から3か月、今も約8000人が避難所に身を寄せていて、被災した地域では様々な事情からふるさとを離れる人が増えている。大きな被害を受けた奥能登地域から2月に転出した人は488人で去年同月比の2.8倍になった。ふるさとで安心して暮らせる住まいを確保したいとする人が一方、子どもの学習環境を考えて当面はふるさとを離れる決断をした家族もいる。転出が増えていることについて石川県の馳知事は「深刻に考えている」としている。