パリオリンピックまであと51日、パリパラリンピックまであと85日。今回、車椅子テニスの小田凱人を紹介。去年、全仏OPを史上最年少で優勝するなど数々の記録を持つ小田は、9歳のときに左足に骨肉腫を発症。これにより、左足に後遺症が残り、好きだったサッカーが出来ない状態となった。そんな中、入院中、2012年のロンドンパラリンピックで金メダルを獲得した国枝慎吾さんをの姿を見て、車いすテニスに興味を持ち始めた。国枝さんへの憧れから苦しいリハビリにも耐え、車椅子の色なども真似たという。一昨年の楽天ジャパンオープン決勝で国枝さんと試合をしたときには、約2時間30分の激闘を繰り広げたが、敗れてしまった。小田は、国枝さんを越えられない壁として追い、車いすテニスを引っ張っていきたいとしている。