メジャーリーグ開幕戦で、ドジャースの大谷翔平選手とパドレスのダルビッシュ有投手の初対決が実現した。球場入口には多くのファンが集まり、大谷選手が姿を見せた。大谷選手は2番指名打者で先発出場し、ダルビッシュ有投手はメジャー4度目の開幕のマウンドに上がった。岩手県奥州市や韓国でファンらが集まり試合を中継で観戦した。ランナーを1塁に置いて迎えた大谷選手の第1打席初球、インコース高めのストレートで1ボールとなり、2ボール1ストライクからの4球目でダルビッシュ投手に軍配が上がった。3回、大谷選手対ダルビッシュ投手の第2ラウンド、3球目で大谷選手はレフトフライを天井に当ててファウルとなり、その後打球速度180kmのドジャース移籍後初ヒットを放ち、その後初盗塁もマークした。ダルビッシュ投手は2アウト満塁のピンチを迎えるが、無失点で切り抜けた。その後1点の援護を受けるが1アウト3塁のピンチで犠牲フライを許し、1点を失ったダルビッシュ投手がこの回でマウンドを下りた。パドレスはその後再びリードを奪い、6回1アウトから松井裕樹投手がマウンドに上がり、ランナーを出しながらも無失点に抑えるメジャーリーグデビューを飾った。パドレスが1点リードで迎えた8回、ドジャースがノーアウト満塁から犠牲フライで同点とし、9番のラックスで逆転し1番ベッツのタイムリーでリードを広げ、大谷選手が今季初タイムリー初打点を打ち、この回4得点を奪いドジャースが開幕戦白星をあげた。