子どもたちに和楽器を通じて伝統文化に関心を持ってもらおうと、高岡市の小学校で箏や三味線の演奏を体験する授業が行われた。この特別授業は、高岡市で芸術文化の振興や育成に取り組む団体が、和楽器の魅力を体感して伝統文化に親しんでもらおうと、各地の小学校や支援学校で行っていて、きょうは牧野小学校の5年生、90人が参加した。はじめに団体のメンバーが箏や小唄三味線のお手本を披露したあと、子どもたちはグループに分かれて演奏に挑戦した。子どもたちは先生に正しい姿勢や指の運び方などを教わりながら、慣れない手つきで「さくらさくら」や「チューリップ」を一生懸命に弾いていた。