本日の主人公は高崎市でベーコンやハム、ソーセージの製造販売をしている「ハム工房TiccaTocca」の里子さん。ベーコン作りの体験教室も開いている。長女、長男、夫と暮らしている。仕事場とリビングは直結している。里子さんは新潟大学農学部に進学し、大学院で農学博士になった。学園祭で手作りソーセージを販売したのが今の道につながるきっかけになった。東京の食肉加工メーカーに就職し、35歳のとき夫と結婚。2015年に長男を出産したが、胎盤を剥離して生死の境をさまよった。考え方が変わった里子さんは2016年に退職し、高崎市に移住して子育てに専念することにした。その後この場所で自分のハム工房を開きたいと思い、2019年に「ハム工房TiccaTocca」をオープンした。