高市早苗新総裁は政治の世界に入る前にはキャスターやコメンテーターとして活躍していた。1993年、32歳のときに無所属で出馬した衆院選に初当選。熱狂的な阪神タイガースファンとしても知られ、学生時代にはロックバンドでドラムを担当。また、バイク好きとしても知られる。自民党に入党したのは初当選から3年後。同期で政治信条が近い安倍晋三氏を親交を深めた。2003年の衆院選では落選。結婚したの議員バッジを外していた時期だった。この年に政界に復帰。第一次安倍政権で初入閣を果たすと、自民党初の女性政調会長や総務大臣を歴任。安倍氏が亡くなった後には悔しさをにじませていた。総裁選決起集会でも安倍氏の政策を引き継ぐことや外国人政策の厳格化などを主張した。自民党きっての保守派である高市氏は毎年、終戦の日に靖国神社へ参拝してきた。