自民党の総裁選挙について。前回安倍元総理の支援を受け善戦した高市経済安保担当大臣はいわゆる保守票に加え女性候補として最初に立候補を表明することで、女性票の受け皿になりたい考え。昨夜高市氏は陣営の議員と対応を協議し「今回こそ総裁選を勝ち抜きたい」と決意を表明した。今回は3年前に高市氏の推薦人だった小林鷹之氏と保守票の奪い合いとなる可能性が指摘されていて、高市氏の陣営としては「安倍路線の継承」を強く打ち出し、差別化を図りたい考え。さらに上川外務大臣が出馬した場合について、周辺は女性票の取り合いになると警戒している他、推薦人集めを進める加藤元官房長官との支持層かぶりも懸念している。すでに6人以上の出馬が濃厚な乱戦模様になってることに出馬を予定しているある議員は「票が割れるからたくさん出るのはいいことだ」と話していて候補者が何人まで増えるか注目を集めている。