林官房長官はきょう午後国会内で記者会見し、総裁選への出馬を表明する。解散を決めた岸田派を中心にすでに20人の推薦人を確保しているが、会見場などには無派閥の議員も同席し、脱派閥色を打ち出す。林氏はこれまで、辞任した閣僚の後任を務めるなど、ピンチヒッターとしての役割も多かったことから「困ったときの林芳正」をキャッチコピーの一つにして実績をアピールする方針。総裁選への正式な立候補の表明は、小林前経済安保担当大臣、石破元幹事長、河野デジタル大臣に続いて4人目。あす以降は茂木幹事長、小泉元環境大臣、高市経済安保担当大臣と出馬会見が続く予定。