間もなく投開票される自民党総裁選挙。9人の候補が乱立し、決選投票が確実とされる状況で、上位3人が激しく競り合っている。菅前総理大臣をはじめとする無派閥の議員や二階派・旧岸田派などの一部議員から支持を得ている小泉進次郎元環境大臣。総裁の椅子を勝ち取れば初代総理・伊藤博文の44歳より若い史上最年少43歳の総理大臣が誕生する。父・小泉純一郎元総理大臣は3度目の挑戦で射止めた頂点。父の背中を息子は追う。当選すれば史上初の女性総裁・女性総理となる高市早苗経済安保担当大臣。第1次安倍内閣で初入閣を果たした高市氏は安倍路線の継承を掲げ保守層からの支持も厚い。石破茂元幹事長は16年前、51歳の時に自民党総裁選に初めて出馬。過去4回の挑戦では届かなかった総裁の椅子。地元の和多理神社(鳥取・八頭町)で5度目となる今回の出馬を表明した。