高市総理が初めて臨む本格論戦、最大の焦点「物価高対策」について高市総理は新たな方針を明らかにした。電気ガス料金について、石破政権時代の月1000円程度の補助を上回る内容で来年1月~3月の実施を目指すとした。立憲民主党の古賀之士参院議員による灯油を使う地域は非常に多いのでご考慮いただけたらとの問いには片山さつき財務相が、灯油やLPガスなど漏れがないように目配りさせていただきますと回答した。最低賃金について野党が追及したのは、石破政権時代の2020年代に全国平均で時給1500円という最低賃金の数値目標。高市首相は、必ずいつまでにいくらと申し上げわけにはいかない、物価高を超える賃上げをできる環境を示していくのが大事、金額を言ってしまうと中小企業・小規模事業者に対し丸投げしてしまうことになると回答した。参政党の安藤裕参院議員は、これから国民の給料を上げていかなきゃいけないのに閣僚の給料を引き下げるのはむしろ逆のメッセージを出しているのではと質問。高市首相は、他の公務員の給与引き上げは認めているとし物持ちが良いのでと回答した。高市首相出席の予算委員会は今日で終了。物価高対策の要となる総合経済対策は今月下旬にも取りまとめられる見通し。
