韓国を訪問している高市首相は、中国の習近平国家主席と初の首脳会談を行った。会談で両首脳は日中の利益が共通する分野で協力を進める「戦略的互恵関係」を推進し、建設的かつ安定的な関係の構築で一致した。一方高市首相は会談で、尖閣諸島を含む東シナ海での中国の強引な海洋進出やレアアースの輸出規制、さらに中国での邦人拘束や人権問題などについて習主席に懸念を伝えた。そのうえで首脳レベルも含め日中間の意思疎通の重要性を確認したという。また高市首相は、会談で中国側から台湾に関して言及があり「この地域の安定・安全は両岸関係が良好であることが重要だ」と習主席に伝えたと明らかにした。一方習主席は「中日関係はチャンスと課題が併存している」と指摘したうえで、日本の侵略と植民地支配へのお詫びを記した戦後50年の村山談話を評価し順守するよう求めた。
