カナダ・カーニー首相が先週金曜日、就任後初めて高市総理と会談を行った。その中で、中国を念頭に「南シナ海などでの力による一方的な現状変更の試みに強く反対する」と共同声明に明記するなど、防衛協力などを軸に日本と協力することで一致した。国際ジャーナリスト・高橋さんによると、カーニー首相の目的は、安全保障や経済面で「アメリカ依存」から脱却したい、インド太平洋地域で日本のような重要なパートナーを確保したい。カーニー首相は、アメリカ金融大手「ゴールドマン・サックス」に13年間勤務し、カナダの中央銀行やイギリスの中央銀行どちらも総裁を務める。カーニー首相の外交は、一国頼みではなく多様な国と関係を築くリスク分散外交。リスク分散外交の“象徴”がカナダ首相として8年ぶりとなる中国訪問。高橋さんは、「カーニー首相の自国の立場を主張しつつバランスをとった行動もしたたかな外交の表れ」とコメントした。
