トランプ大統領と会見するため高市総理大臣はきのうアメリカに向けて出発した。ホルムズ海峡が閉鎖されて苛立つトランプ大統領と向き合うことになり、世界からも注目されている。18日、グラム上院議員はSNSで「あんなに怒っている大統領は初めてです」と投稿。同盟国がホルムズ海峡の円滑な運航に協力しないことについて苛立つ中、トランプ大統領との首脳会談に臨むこととなり高市総理大臣は「日本の国益はしっかりと最大化すること。そして今の不安定な状況が続くと経済安全保障にも各国、支障が出てくるので、そういうことについても議論したい」と述べた。きのうの参議院予算委員会で立憲民主党・杉尾秀哉議員が「日米首脳会談で強硬に派遣を求められた場合、高市総理は『ノー』と言えますか」と問うと、高市総理は「自衛隊の派遣については何ら決まっていないのが事実。法律の範囲内で必要な対応を検討していく」と答えた。そして杉尾議員が「自衛隊を派遣することは出来ないと明確に伝えてもらえないか」と問うと、小泉進次郎防衛大臣は「自衛隊の安全確保がしっかりとなされる中でしか自衛隊を軽々に送るわけにはいかない」と答え、高市総理は「『できることはできる』が『できないことはできない』としっかりと伝えるつもりです」と答えた。高市総理大臣は焦点の「自衛隊の派遣」について、ホルムズ海峡も含めてトランプ大統領からの要請には現時点ではのらない方針で臨む考え。自衛隊派遣を断りながら日本としてどんな駆け引きができるのか、その戦略の一端が明らかになった。それは「11兆円規模の新たな対米投資プロジェクト」で、首脳会談に合わせ共同文書を発表する方向で最終調整していることがきのうわかった。アメリカ国内に最新型の小型原子炉や天然ガスの発電施設を建設するプロジェクトが含まれる見込み。
