馬に乗る足利尊氏の肖像画は尊氏ではないということで、教科書から消えているという。諸説があり、兜が取れて矢が折れている姿は征夷大将軍にふさわしくない。尊氏の子・義詮の花押を父の頭の上に書くのは失礼でそんなことをするはずがない。他にも尊氏の乗る馬の色が記録と違っていたり、足利家とは別の家紋が描かれているなどの相違点がある。この人物は尊氏の執事、重臣の高師直と言われている。家紋から高師直と推測されるが、息子の師詮という説もある。
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