建設現場の負担軽減に向けて香川県でクレーンの実証実験が行われた。25キロ離れたオフィスから遠隔で操作を行い、取り付けられた6つのモニターからリアルタイムな映像を確認して動かす。高松市のクレーンメーカーと建設会社などが共同で開発したもので、「移動式クレーン」としては業界初となる。建設現場の課題の一つは建設現場への移動時間。午前8時〜午後5時まで作業するためには移動時間は時間外労働になってしまう。遠隔操作が実現できれば、1人のオペレーターが複数の現場を担当することができるなど生産性が高まることが期待される。