高知市で創業して80年の大衆居酒屋を取材。宅間裕子さん(80)が店を営み、息子の亮さん(50)は厨房に立つ。愛媛から観光に来たという夫婦は裕子さんの人柄に惹かれ、これまでに3、4回は足を運んでいると明かした。最寄りのバス停から店まで約700mだが、裕子さんは休憩をはさみながら20分をかけて到着した。調理に接客と忙しいなかでも生き生きとし、笑顔を絶やさない。好物はウナギとコーラで、コーラは高校2年ではじめて飲んだ時、衝撃を受けたという。山形からやってきたという男性客は前月、親しい人間と死別したことを明かした。裕子さんは「悔いのない生活。1日1日を頑張ること」と助言し、男性は「引き締まりました。気持ちが」と吐露。
