高知県で県立の夜間中学、県立高知国際中学校夜間学級が開設してから3年が経った。先月初めての卒業式が行われ50代から70代の男女4人が卒業した。さまざまな理由で義務教育を十分に受けられなかった人や、外国人などの学びの場として解説された。西本恵美さんは、小・中学校が嫌いというのをもう1回上から塗り固めたいという思いがずっと片隅にあったなどとコメントしている。一人ひとりの学習理解に合わせて小学校の内容も教えている。大川教頭は、学び直したいと思ったタイミングで学べる場所があることはすごく大事だと話している。初めての卒業式では片岡校長が、負けず学ぶことを楽しみ自分らしく生き抜いてくださいと激励した。国も、全国の教育委員会に夜間中学校の設置を呼び掛けている。