藤川球児新監督率いる阪神は前日に引き続き紅白戦。ベンチから試合を見守る中、阪神の3番として期待される佐藤輝明がチーム第1号ホームランをはなった。またプロ5年目のキャッチャー監督と同じ高知出身、榮枝裕貴はランナーを2塁に置いて右中間を破るタイムリースリーベースを放つなどこの日2本のヒットでアピール。開幕1軍生き残りをかけた戦いまだまだ続いていく。日本一奪還を託された藤川監督はキャンプ初日から精力的に動いていた。全体練習が始まる1時間以上も前に行われた若手野手の守備練習に立ち会うとブルペンではピッチャーの視界に入って邪魔にならないようにということでこの位置後ろからウォッチする。選手ファーストの環境作りに徹し、投げ終えたピッチャーとはしっかりと言葉を交わす。当たり前のことを当たり前にやる凡事徹底をテーマに掲げる藤川流についてこのあとさらに深堀りする。