NHK和歌山「”世界遺産の町”の小さな消防本部」の記事を紹介。和歌山県の高野町には世界遺産・高野山があり、117の寺院が集まっている。歴史と文化を体感できる高野山は外国人観光客に人気で去年は人口2600人の町に140万人もの観光客が来訪した。町を守る高野町消防本部は22人。日本で最も小さな消防本部として活動している。一般的な消防では救助活動・救急活動・消火活動の担当が分かれているが、高野町消防本部の隊員は全員がその全てを担う。高野町消防本部で消防士として活躍する寺下涼花さんは「救急だけでなく火災や救助など幅広い知識を得ることができます。消防士として成長していると感じます」と話している。外国人観光客が増えたことでインバウンドに対応するため、英語での実践訓練にも積極的に取り組んでいるという。