五連勝中の首位・鹿島アントラーズ。9シーズンぶりの優勝に向け好スタートを切っている。今季、監督に就任した鬼木達。就任後取り組んだのは、「鹿島らしさ」を選手に考えさせること。鬼木監督は、「鹿島らしさ」を具体的な言葉に置き換えた。そのひとつが「球際で負けない」。今季、アントラーズが先制した試合は、9勝1敗。鬼木監督が求める鹿島らしい戦いに少しずつ近づいているという。鬼木監督が選手に求めたのが、自分の技術を見つめなおすこと。フロンターレでも選手に求めた基礎的な技術の練習を実績を問わず、全員に課した。選手からは、基礎的な技術の徹底的な練習が試合に生きてきているとの声も。アントラーズは、チーム得点でリーグ1位をマークしている。鬼木監督は、勝つために、見ているに喜んでもらうために、ゴールは求め続ける、妥協をなくしたい思いでずっとやっているなどと話した。