- 出演者
- 勝村政信 山本倖千恵 ジーコ 鈴木國弘
今夜は“サッカーの神様”ジーコと、専属通訳として15年間ジーコを支えた鈴木國弘が登場。母国ブラジルの視点から日本代表を語る。
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- カルロ・アンチェロッティ
オープニング映像。
ブラジル代表はW杯に22大会連続出場し、最多優勝記録を持つ。1933年にプロ化され、充分な報酬が得られるようになった一方、ジーコはサッカー選手を志すことを父親から反対されていたことを明かした。夜遊びにパーティーと選手たちの印象が良くなかったという。だが、ブラジル史上最高のドリブラーと謳われたガリンシャ、W杯を3度制覇したペレが人々を熱狂させた。通訳の鈴木國弘によると、サッカー強豪国ではサッカーはスポーツではなく、宗教のような存在と認識されている。ジーコは現役時代、3度のW杯に出場したが優勝を逃した。2006年のW杯、日本代表の選手たちは82年のブラジル対イタリア戦を視聴していた。「ボールは止めて蹴る」を重視していたジーコは、選手たちが試合のプレーに多大な影響を受けないか憂慮していたという。
アンチェロッティがブラジル代表の監督に就任することがわかった。ブラジル代表を外国人監督が率いるのは約100年ぶり。ジーコから見て、アンチェロッティの就任は正しい選択で、レアル・マドリードにブラジル出身の選手がいたことから、ブラジルサッカーを理解しているはずだという。サッカー日本代表はヨーロッパを相手に善戦する一方、南米の国々には苦戦を強いられている。ジーコは「テクニカルなプレーとクリエイティブな攻撃に弱い」と指摘。また、ジーコ曰く、ピッチ上で何が起きているかを把握する中盤の選手は監督としてその経験を活用するといい、アンチェロッティ、ジーコ、グアルディオラも中盤の選手だったと話す。
ジーコは日本人の責任感、真面目さを高く評価した上で、ピッチ上でのクリエイティブな思考、独創性を養うべきと提言した。また、W杯で優勝を目指す上でグループステージからミスを犯すことはご法度で、対戦国に付け入る隙を与えてしまう。86年のメキシコ大会、ブラジルはフランスと対戦し、ジーコがPKをミス。ブラジルは準々決勝で姿を消した。
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- 2022 FIFAワールドカップ
7月27日、ジーコが主催するチャリティマッチが行われる。ロナウジーニョ、マイコンなどブラジル代表のレジェンドたちの参加も決定。日本からは小野伸二、柳沢敦らが参加する。
「FOOT×BRAIN+」の次回予告。
J1リーグ第23節の日程を伝えた。
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