今回の企業はIT大手の「MIXI」。2004年に誕生したソーシャルネットワークサービス。MIXIはスマホゲームのモンスターストライクを手掛けている。累計利用者数が6500万人 を超えた。MIXIの事業別売上比率はデジタルエンターテインメントが49.5%、スポーツが36.4%、ライフスタイルが10.9%となっている。東京・渋谷にあるMIXIの本社で島村恒平CFOに話を聞く。MIXIの業績はモンスターストライクのヒットで売上高が2000億円を超えた2016年3月期がピーク。現在はピーク時から400億円以上落ち込んでいる。経営を下支えする事業を新たに育てる、その一つが海外事業の強化。かつてアメリカのゲーム市場に参入したが今は撤退。再び海外進出先に選んだのがインド。先月、インド版モンスターストライクのサービスを開始した。インド人のニーズを掴むためにタイトルを変更。ゲーム画面も初めてゲームを遊ぶインド人が理解しやすいようにした。インド市場を狙うのはMIXIだけではない。MIXIの売上高を遥かに超えるゲームを開発するメーカーが世界には多く存在している。島村CFOは「複数の事業で2016年3月期の水準を上回るように経営する」、「『ワンピース』や『鬼滅の刃』などいろいろなコラボを行って成長してきた。日本のコンテンツを追い風にして展開していく」などと語った。モバイルゲームを手掛ける企業4社の比較を見ると、MIXIはPERが4社の中で一番低くなり、PBRは1倍を割り込んでいる。
