栃木・小山市にあるおせち料理を作る食品の製造工場を取材。今年は約6万3000食のおせちを製造予定だが価格は3%〜5%値上げ。値上げの背景にあるのは長期化する物価高騰。かまぼこの仕入れ値は昨年比1.2倍、タマゴは昨年比1.6倍、イクラは昨年比2倍。「ローソンストア100」では25日から“100円おせち”を販売するが、今年は定番「鱈甘露煮」「お煮しめ」など15品目は去年と同じ税抜き100円だが「なると」「昆布巻き」は150円に。高級食材とされる「ふかひれ煮こごり」「海老の旨煮」「豚角煮」「酢だこ」などが新たに登場し200円〜300円で販売される。一方、都内の鮮魚店では去年の同時期で187g2000円ほどだったブリが現在は去年の半額に。各地でブリが大漁。福井・日向漁港では今週火曜日、大漁の目安1000匹を超える8000匹の寒ブリが水揚げされ、中には18kgの大物も。今年は脂がのっているという。福井・水産試験場によると、今年はブリが過ごしやすい暖かい海水温の周期にあたるため脂がのったブリが増加傾向となり、生息しやすい範囲も広くなり数が増えたという。
住所: 東京都品川区小山3-23-4