1600円のうな重で店舗を増やし続ける鰻の成瀬。急成長を続ける理由の1つは1等地に出店しない。ことし4月にオープンした福島県いわき市の店。店の正面は一面の田んぼで、まさにポツンとウナギ店。飲食業界では駅前や人通りが多い一等立地に出店することが繁盛店を作る常識とされているが、鰻の成瀬では二等立地や三等立地に多く出店。各駅停車駅のみが止まる総武線の下総中山駅から徒歩1分。駅からは近いが細い路地に店を構えている。駅の近くのため人も通り昼時はほぼ満席。1600円でうな重を提供できる一番の理由は素人でも焼ける機械。鰻職人は「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」と言われるほど伝統と経験が重視される世界。鰻の成瀬下総中山店の久居麻紀子さんは保育園の理事やピアニストをやりながら鰻の成瀬を経営。オリジナルの焼く機械はアルバイト1日目のスタッフでもスイッチを押すだけで約3分で鰻を焼くことができる。鰻は中国などで養殖されたニホンウナギを使用。現地でさばき一度焼いた後、冷凍される。どの店舗でも平均提供時間は約5分。鰻の成瀬・山本昌弘代表は「国内に関しては早く47都道府県を制覇したい」などとコメント。このニュースのVTR「詳細版」をテレ朝newsでネット配信するという。
住所: 福島県いわき市平中山藁谷132
URL: https://www.unagi-naruse.com/#access
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