日本で出回っている鰻の67.2%は輸入。国内養殖は32.7%。国内天然は0.1%しか流通していない。天然のうなぎは味がさっぱりしている。養殖に比べると倍以上値段が違う。天然うなぎハンターの黒澤雄一郎さんに密着。カネオくんは高知・四万十川にやって来た。黒澤さんは12年前に鰻漁をするため埼玉から移住してきた。弟子入りし技術を磨いた。うなぎは、ここだと思うポイントに「ころばし」と呼ばれる、鰻専用の木製の筒を仕掛ける。ころばしはホームセンターでも売っている。黒澤さんはとある支流に狙いを定めた。船で行けないため、歩かないと行けない。ころばしを谷まで運び、仕掛けては車に戻り、またころばしを持ち谷まで運んでい仕掛ける。今回は30本のころばしをしかけた。数日前に設置したころばしを回収。この日は22匹もの鰻をゲット。鰻を獲った後は、いけすに入れてしばらく放置し胃の中のものを吐き出させる。胃の中に餌がある状態で輸送すると死んでしまう可能性がある。うなぎ漁について黒澤さんは「毎日くたくたになる。でもそのあと最高のご褒美がある」などと話し鰻を味わった。松岡は子どものころ、はえ縄を作り、鰻を捕まえていたという。