倉吉市の特産プリンスメロンの今年の出来栄えを確かめる査定会が開かれ、例年通りの甘さのメロンに仕上がったことが確認された。倉吉市で50年以上生産されているプリンスメロンは、香りが強く糖度が高いことが特徴で、病気や害虫対策として粉ミルクとブドウ糖を散布し、使用する農薬を減らしている。今月18日から出荷が始まるのを前に今年の出来栄えを確かめる査定会がJA鳥取中央で開かれ、生産者や市場関係者らが参加した。平均糖度は16.9度となった。3月と先月に1日の寒暖差が大きかったものの、ハウス内の温度調整をこまめに行い、例年通りの大きさに生育しているとのこと。