ペルーで行われたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)に出席した石破茂総理大臣は会談ラッシュとなった。石破総理は7の国と地域の首脳と会談を行った。中国・習近平国家主席との日中首脳会談では、戦略的互恵関係・建設的かつ安定的な関係・日本産水産物の禁輸措置解除などについて話し合いをした。予定を上回る約35分の会談だったとのこと。一方、アメリカのトランプ次期大統領との面会は実現しなかった。一方で、トランプ氏はフロリダ州の私邸「マー・ア・ラゴ」の祝賀イベントでミレイ大統領と面会している。これについて、日本政府関係者は、トランプ陣営の政治的な集会に参加していて会談ではないと理解していると話しているという。石破総理大臣は、トランプ次期大統領が就任する来年1月20日以降、なるべく早く訪米し初会談を実現させたい考えだという。