鳥栖市でオープン予定のカフェ。この店は築55年のアパートに入っている。アパート運営をする大山さんは2年前に脱サラしアパート経営を引き継いだ。当時、10部屋のうち5部屋は空き家で再生を託された。中心部の立地を活かし考えたのは店舗としての利用。家賃は3万円あまり、敷金・礼金はなし。店の個性を出すためリフォームは全て自由とした。退去の際も現状復旧を求めない。4部屋で店舗・事務所利用が決定した。3月24日、アパートでは入居者の店が共同でマルシェを開いた。お店の開店前に知ってもらうため開いたイベントは大勢の人が訪れた。時代共に空き家が増えたアパート。夢の実現を後押しする新たな活用法で利用が進んでいる。