1年前まで毎月の赤字30万円、借金2000万円。潰れそうだったラーメン店がアメリカ進出に挑む。10月5日オープン前日、佐瀬社長は鶏ガラのそうじを始めた。オープン直前にメニューを変更したことで仕込みが間に合っていないと聞くや居ても立っても居られず。佐瀬社長が初めてアメリカに触れたのは50年前の学生時代。地元・群馬県桐生市で食べたマクドナルドだった。世界観に衝撃を受け、日本の食文化でアメリカ進出したいという夢を抱き、今年、ロサンゼルスのドジャー・スタジアムに築地銀だこを出店。さらなる夢を持つきっかけとなったのが昨年放送した番組の立て直し企画。仲間とこだわり抜いて作った炭の味を世界中に轟かせる。夢への一歩を踏み出した。全スタッフを交えたオペレーション練習をしようとした際、ホールスタッフが1人も見当たらない事態が。実は午前中にホールスタッフを呼んでいたが、メニュー撮影が長引いたことで就労時間を超え、12時過ぎに全員帰っていた。ホールスタッフの練習なしでオープンを迎えることに。