気象予報士森さんが解説する。きのう沖縄で最も早い梅雨明けが発表、他九州北部・四国で梅雨入りが発表された。きょう中国・近畿で梅雨入りの発表、奄美地方の梅雨明けが発表されるとみられる。2日間の降水量は九州南部で大雨となり多いところで屋久島で200ミリを超えた。梅雨前線の雨雲は動くが現在のところ九州に張り付いているということ。沖縄県那覇市は30℃、沖縄本島地方と八重山地方は熱中症警戒アラートが出ている。24時間雨量はあす6時まで九州北部で150ミリ、南部で200ミリ、明後日午前6時まで北部で200ミリ、南部で120ミリ、場合によっては線状降水帯が発生してこれ以上の大雨になる可能性もある。東京は夜から雨予報、湿度が高くなっている。九州南部にかかる雨雲が関東に午後7時くらいにかかり降り始める。前線がきょうは南海上だがあす上がって九州の同様のところに停滞、大陸からの高気圧とぶつかり雨雲が発達するということ。梅雨前線の北側はしとしとの雨、南側は土砂降りとなるということ。湿度が高くなると心配なのは「梅雨型熱中症」で汗が蒸発しにくく熱が体にこもる、気温が高くなくても熱中症と同様の症状が緩やかに起こる。気温27~28℃、湿度70%以上の時注意。セルフチェックとして爪を押して離した時に白かった爪がピンクに戻るのに3秒以上だと熱中症の可能性があるという。