ポスト石破候補の1人、自民党の茂木前幹事長が「今回の参議院選挙で3連敗、スリーアウトチェンジだ」と発言し、石破総理の退陣を求めた。自身のYouTubeチャンネルで、自民党の鈴木貴子衆院議員に対し「こういうメンバーでやり直していく」といったものが再生のために必要などと主張。去年の総裁選の立候補者が石破総理の進退について言及するのは初めて。敗因は「自民党が国の将来像を語れなかったことだ」と断じている。自民党内で巻き起こる“石破おろし”の波は日増しに高まっている。去年の総裁選で石破総理を全面的に支持した自民党山形県連の森谷仙一郎幹事長でさえも「石破総裁は早期に退陣すること」について「党本部に申し入れると決めた」などと述べた。一方で、鹿児島県連は石破総理の続投支持を決定。県連の会長を務める森山裕幹事長は「引き続き石破総裁・総理の下で、この国難の時をしっかり乗り切ってほしい」と述べた。
石破総理の進退問題でヤマ場を迎えそうなのが、あす予定されている両院議員懇談会。政治ジャーナリストの青山和弘は、「両院議員総会を開け、さらに言えば総裁選の前倒しを求めるという動きが一層強まっていく可能性は十分ある」などと分析。両院議員総会とは総裁選の実施を採決できる会議のことで、自民党内では総会の開催を求める署名が国会議員の3分の1以上に達しているという。石破総理の胸の内について青山は「私の取材では辞めるつもりはない」とし、石破総理がかたくなになればなるほど事態は大事になると指摘。党の分裂の可能性もあるという。
石破総理の進退問題でヤマ場を迎えそうなのが、あす予定されている両院議員懇談会。政治ジャーナリストの青山和弘は、「両院議員総会を開け、さらに言えば総裁選の前倒しを求めるという動きが一層強まっていく可能性は十分ある」などと分析。両院議員総会とは総裁選の実施を採決できる会議のことで、自民党内では総会の開催を求める署名が国会議員の3分の1以上に達しているという。石破総理の胸の内について青山は「私の取材では辞めるつもりはない」とし、石破総理がかたくなになればなるほど事態は大事になると指摘。党の分裂の可能性もあるという。
