鹿児島県が九州新幹線の片道運賃を外国人に限って全額補助する方針を示し多くの批判が集まっていた問題。宿泊施設に1泊以上泊まる条件で予算2億4700万円を見込んでいる。県庁にはこの取り組みに対するクレームが170件以上届いている。鹿児島県のYouTubeチャンネルの外国人観光客に向けて作った動画の再生数はほとんどが500回以下。少ないもので56回という動画もある。認知度に加え、鹿児島観光の課題は交通の不便さ。鹿児島県には世界自然遺産の屋久島、砂の中で温泉気分が楽しめる指宿・砂蒸し温泉などがある。ただ、こうした観光スポットは県内の離れた距離に点在。空港から一番近い霧島神宮まで車で40分、指宿まで行こうとするとさらに2時間かかる。追い打ちをかけたのは国際線の減便。空の便で直接鹿児島に入る観光客が減少している。頼らざる終えないのが九州新幹線。コロナ前、外国人観光客の訪来数は福岡が2042万人、鹿児島が837万人と差は3倍ほどだったが、昨年度は10倍ほどになっていた。鹿児島県内で観光客が1回に使う金額は日本人が3万円に対し、外国人は8万円。鹿児島県は来年度から宿泊費の補助を行う方針。早稲田大学政治社会学・田辺教授は「全体として鹿児島県にとってもプラスになるんだということがちゃんと説得できれば一般の県民の方に対してはいいと思う」などと指摘した。
住所: 鹿児島県鹿児島市鴨池新町10-1
URL: http://www.pref.kagoshima.jp/
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