鹿児島に秋の訪れを知らせるバショウカジキの漁が最盛期を迎え、鹿児島市中央卸売市場では競りが盛んに行われている。バショウカジキは、大きな背びれが芭蕉の葉に似ていることから付いたとされ、鹿児島県では秋の味覚として人気が高く、秋太郎というなで親しまれている。中央卸売市場で午前5時半から競りが行われ、今日は80匹余りが市場に並び、中には45キロ超えもあった。県漁連によると、今年は海水温が高かった影響などで例年よりも遅く漁が始まったが、漁獲量や価格は例年並で、脂のりもよいという。漁は12月頃まで続く。
住所: 鹿児島県鹿児島市城南町37-2