東京・千代田区にある「かごしま遊楽館」。鹿児島県東京事務所・上脇紀明次長は「お茶の日本一というのは鹿児島県民にとって非常に身近なものなのでひとしお嬉しい」。荒茶は製茶工場が加工して市場に出荷。去年の荒茶生産量は静岡・2万5800トン、鹿児島・2万7000トン。初めて鹿児島が日本一に。長年日本一を目指してきた鹿児島県茶業会議所・光村徹専務理事は「日本一の山は富士山だが第2位の山は誰も知らない。生産量が日本一になったら否が応でも日本全国知れ渡るだろうということで取り組んできた部分というのはある」などと涙を見せた。千代田区のアンテナショップでは60種類以上のお茶を扱っている。
一方、首位を明け渡した静岡県。お茶農家の3代目は「静岡=お茶だったのが、崩れてきてしまいそうな感じがして、悔しい」などと話した。静岡県の鈴木知事は転落した要因について、「昨年は一番茶の価格が低迷したことで二番茶以降の収穫を控える農家が多かった」などと分析。二番茶以降で鹿児島が静岡を上回ったことが要因だという。
一方、首位を明け渡した静岡県。お茶農家の3代目は「静岡=お茶だったのが、崩れてきてしまいそうな感じがして、悔しい」などと話した。静岡県の鈴木知事は転落した要因について、「昨年は一番茶の価格が低迷したことで二番茶以降の収穫を控える農家が多かった」などと分析。二番茶以降で鹿児島が静岡を上回ったことが要因だという。