宮崎局から福島さんがつたえるのはゴッタンという楽器の話題。南九州に伝わる三味線に似た木で作られる簡素な楽器。400年余前に中国から鹿児島県に伝わったとされている。家を建てた家族に大工が残った木材でゴッタンを贈る習慣があり広まったとも言われているが、戦後は燃料のかわりに燃やされたという。今では作り手は一人で演奏する人も少ない。数少ない演奏家を追った。瀬戸山さんは津軽三味線の家元。ゴッタンとであったのは1月。津軽三味線は派手な音だが、ゴッタンは素朴な音色ですぐに魅せられた。独学をつづけ半年後は指導もはじめた。本来は指でひうがバチをとりいれる。今でもゴッタンの音色は人を魅了すると手応えを感じ先月音楽イベントに参加し「幸せなら手をたたこう」で親しみをもってもらおうと挑戦した。ゴッタンっていいねと集まった人が言っていたと興味をもって弾きたいひとがいたらモチベーションをあげたいと瀬戸山さんは新たな歴史をつなげようとしている。瀬戸山さんは今後地元の小中学校で演奏を披露し子どもたちにゴッタンの魅力を伝えたいと考えているなどと福島さんは宮崎局から伝えた。