日本一早い紅葉スポットとして知られる北海道の大雪山旭岳。ロープウェイ施設では、毎日気温を記録している。ことしは、早朝の気温が比較的低く、7日には、紅葉が始まるスイッチとされる8度を記録した。去年は、早朝の気温が高く、8度を下回らず、9月半ばまで過ぎていた。最低気温が8度になると、葉の緑の色素が分解され、十分な日照時間によって赤い色素が合成される。これからさらに見頃を迎えると、真っ赤に染まって、よりコントラストがくっきりした景色が楽しめる。最低気温が8度になってから、2週間後に見頃になることが多く、寒暖差の大きい日が多ければ多いほど紅葉が早まるという。