長野・麻績村では村人が代行し合っている。82歳の小山紀慶さんは、力仕事が得意だという高校生2人に薪割りを代行してもらっていた。これは時間銀行といいお金の代わりに時間を使うシステム。時間銀行はお金ではなく村人の特技を集めて有効活用してもらうための銀行。掃除や子守など自分の特技を登録。困ってる村人が入れば特技をて提供する。提供した分の対価はお金ではなく時間として貯蓄される。貯蓄した時間は自分が希望する他の村人の特技を提供してもらう時間として使うことができる。30分の薪割りをした塚原さんと花岡さん。花岡さんの対価はギターを特技としている木下さんの個人レッスン。塚原さんは指圧サービスを選んだ。和栗さんは村に移住してきて子育てを手伝ってもらう知り合いや友人を見つけられず、時間銀行を立ち上げた。時間銀行の利用者は現在71人。和栗さんは「支え合っていく。みんな平等の中で代行が実施されるので、いまからの時代にとても必要だとおもっている」などと話した。