高知・黒潮町では南海トラフ地震が起きた場合、全国一の34メートルの津波が襲い町が消えてしまうと報道された。2011年に約1万3000人いた町民は2024年には約1万人に減少した。市は役所を高台にあげ全世帯を対象に津波対策のカルテを詳細に作り上げた。防災に力を入れる街作りに町民一体となり取り組むようになった。黒潮町では年2回、町民全員参加の避難訓練が行われる。逃げ込むのは津波避難タワー。地上8階、230人を収容できる。避難タワーが6機、作られ水や食料が備蓄されている。缶詰には34Mと書かれている。