綾部市黒谷町は紙漉きの里。800年以上の歴史を持つとされる黒谷和紙は高い強度を持ち、長期の使用にも耐えることができる。和紙の協同組合が営む専門店には和紙でできた品々が並んでいる。黒谷和紙は需要の低迷などもあり、担う職人は減る一方だった。そこで、和紙づくりに惹かれた外部の人を積極的に迎え入れた。職人の吉野さんは愛知県から1999年に移住した。近年は若い職人が中心となり、和紙の可能性を広げる新しい用途の開発にも取り組んでいる。
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