富山県黒部市特産の「丸いも」は山芋の一種で、強い粘りけと濃厚なうまみがあり栄養価が高いのが特徴で、JAくろべによると黒部市では6軒の農家が1．5ヘクタールほどの畑で栽培している。その収穫作業がきょうから始まり、農家6人が直径20センチから40センチほどの丸いもを、トラクターを使って掘り起こしていた。JAによると、ことしは夏場に雨が多く降ったため形がいいイモが多く、収穫量は平年並みを見込んでいるという。丸いもは地元では、だしを加えてうどんやごはんにかけたり、お好み焼きやまんじゅうに使ったりするということで、試食会では油で揚げただんごやお好み焼きなどがふるまわれた。