中垣内祐一は、37haの規模で米作りをしている。中垣内は日本は7割が山地と言われていて、田んぼといっても色んな場所がある、これを一緒に捉えられるとすごく農家として苦しい、などと説明した。佐藤庸介は、規模拡大だけが答えではないが、利益を出すためには拡大は少なくともしないとなかなか難しいという現状があると説明した。日本農業法人協会の齋藤一志会長は、納得できる小売価格は5キロ3000円だと述べた。中垣内祐一は、現状で考えられるのは需要と供給のバランスを取りながら、今のようなやり方を続けていくことが1つ、昭和の時代のように政府が買い取って安価で出していく、最後は欧州のように直接支払交付金で支援していく、やり方は3つあると思うがそれも一長一短がある、などと語った。