フジ・メディア・ホールディングスは、きのうの取締役会で新たに金光社長、社外取締役に留任予定だった文化放送の齋藤社長ら3人を6月の株主総会をもって退任すること発表。金光社長は退任理由について、「常勤の代表取締役の定年を70歳」などとする役員の定年制を導入したことだと説明し、留任する取締役の退任などを求めて株主提案を行ったダルトン・インベストメンツの影響については関係ないと否定。新たな取締役候補は今月決めるとしている。またフジテレビは一連の問題を受け、再発防止のための具体策を総務省に報告。アナウンス室を編成・制作部門から独立させることや役員人事を透明化するための指名・報酬委員会の設置、女性管理職や若手の登用を増やして多様性を確保することなど、8つの具体策を実行するとしている。