中国・習近平国家主席と米国・ブリンケン国務長官が会談が昨日行われた。習主席は「まだ解決すべき多くの問題がありさらなる努力の余地がある」、ブリンケン長官は「両国の違いについて責任をもって対応し、いかなる誤解や誤った認識、誤算を避けなければならない」などと話した。習主席は両国の関係について「ライバルではなくパートナーであるべき」だと呼びかけた。その上で米国の同盟関係の強化を念頭に「小さなグループを作るべきでなく他方を標的にしたり危害を加えたりすべきではない」とけん制した。一方ブリンケン国務長官は会談後の会見で、中国のロシア軍需産業への支援をやめるよう求めた。中国が態度を変えなければ制裁など「追加措置を講じる用意がある」と警告した。数週間以内にAIをめぐる初の協議を米中で開くことで合意したことを明らかにした。