政府は電気・ガス料金補助を打ち切りの方向で調整に入った。ロシアによるウクライナ侵攻などの世界情勢急変による燃料価格の高騰を受け、去年から開始したこの制度は、電気料金補助は1kWhあたり3.5円、ガス料金は1m³あたり15円の補助があった。政府は今年5月の使用分の補助をやく半分程度に縮小し、それ以降はいったん打ち切る方向で調整しているという。1カ月の使用電力が260kWhの場合これまで900円値引きされていたものが、5月には450円、6月には0円になる。去年の開始以降、補助率を縮小しながら継続されてきたこの制度について政府は今後の価格の動向次第で制度継続の可能性もあるとしているがいったん打ち切りとなった。