17年ぶりにお金に関する仕組みが大きく変わる。これまで雀の涙ほどだった銀行預金の利息が今後上がるかもしれないとのこと。午後3時半に日銀の植田和男総裁が発表したのは「マイナス金利政策といった大規模な金利緩和政策は役割を果たした」などと話し、マイナス金利政策を解除した。過去17年間、上がることのなかった日銀の金利は2016年に当時の総裁が発表したのがマイナス金利政策だった。銀行が日銀にお金を預けておくと逆に利息が取られてしまうという異例の政策であった。日銀は銀行が低い金利で企業や個人に積極的にお金を貸し出すよう促し、景気回復を狙った。解除の理由として植田総裁は「賃金と物価の好循環を確認し、2%の物価安定の目標が見通せる状況に至った」などと話した。今日、日経平均株価は2週間ぶりに4万円台に回復した。また金利は上がっても、利上げで家賃も上がる可能性があるという。このあと詳しくお伝えする。