京都大学の研究チームがパーキンソン病の治験で安全性と有効性が確認されたと発表。iPS神経細胞を脳に移植することで、全員健康上の問題はなく、7人のうち6人にドーパミンが確認された。このほか重症心不全、目の病気やがん、1型糖尿病についても研究が進められている。zeroのスタッフにもパーキンソン病を患っている祖父がおり、家族は「患者本人だけでなく介護している家族も少しでも楽になればいいなと。治療が早く全員に行き渡れば」と語っている。研究チームは年度内にも厚労省に承認申請を行う予定だが、最終的な承認には試験が多く必要であり、できれば2030年までの実用化を目指すとしている。