43歳の遠藤保仁が引退を発表した。横浜フリューゲルスに入団すると開幕戦でプロデビューを飾るとともに存在感を示し、2002年に代表デビューも果たした。同世代は小野伸二ら黄金世代であり’06ドイツW杯では出番がなかったが、海外に渡らずJリーグで技術を磨いていき、’10南アフリカ大会ではベスト16に貢献するなど日本代表として歴代最多の152試合に出場し3度のW杯を経験してきた。J1の672試合出場も歴代最多となっている。遠藤は視野の広さと正確なパスが武器が強みの選手だったが、引退については「本当に楽しいサッカー人生でした」と振り返っている。引退会見を行わなかった背景には真面目な引退会見は自分らしくないとの考えがあるのだといい、今後はガンバ大阪のコーチから指導者の道を進むという。
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